第4章 小さな命
「二人目は男の子がいいな」
琉夏に腕枕をされながら、
美奈子がポツリとそう呟いた
「へぇ…何で」
「だって桃は女の子だし、男の子ならきっと琉夏くんみたいにカッコよくなると思う!」
「くくっ…何それ…」
何故か自信満々にそう答えた美奈子の頭を撫でながら
甘い香り漂う髪の毛に口付けを落とす
「お前に似て可愛い男になるかもよ?」
「なっ…可愛いだなんて…」
本当は姿形など、どうでもいい
ただ子供達が美奈子のように素直に真っ直ぐ育ってくれれば…
体勢を変えた琉夏
「あ、あの…琉夏くん?」
「…じゃあご希望に応えなきゃね」
「へ?」
再び美奈子の上に覆い被さった琉夏をキョトンとしたクリクリの瞳で見上げる
「男の子…欲しいんでしょ?」
「あの…そんな…今すぐって訳じゃ…んっ!」
「今日から毎晩二回ずつだね」
「えっ!?何でそうなるの!?んぁっ!ゃっ…はっ…」
「二人目だから」
「全然答えになってな…ゃあっ…ぁん…っ」
琉夏たちの幸せはまだまだ始まったばかり
これからは想像も出来ない程、もっと幸福なことが起こるのだ
きっと美奈子と子供たちと
歩いていく道は明るいに違いないー…
………
………ーーーー
「そういえばさ、何で授乳の時席外すの」
「何でって…恥ずかしいから…」
「もう今夜見たんだし、明日からは俺がいてもいいでしょ」
「嫌っ!!恥ずかしいことに変わらないもん!」
「…じゃあさ、夜だけでいいから俺にも飲ませてよ」
「……琉夏くん?」
有言実行する琉夏に毎夜、
甘く愛される日が続くーーーーー