第11章 ボディーガード?番犬?オオカミ?後編
「……ふ、ぁ……」
胸の下でドキドキと高鳴る鼓動は、乳房を弄る琉夏には筒抜けなのだろう。
触れられる度に身を捩る美奈子に、くすりと微笑む彼の瞳は悪戯心でいっぱいだ。
「ぴくぴく動いて……可愛いんだからなぁ、もう」
ぺろっと耳朶を舐める彼の声は熱っぽく、それはもう楽し気なイントネーション。
美奈子のリアクションの好さにその先を良しとしたのか、柔らかな乳房の張りに五指を沈ませる彼の手は、次にはするすると湯船の中へと潜っていく。
「ぁ、あ……、んっ」
下腹部を伝い、更にその下へと伸びていく琉夏の指先。
そうしてツゥ…と直接そこへ触れられたなら、美奈子の身体は魚のように湯の中でピクッと跳ね上がった。
「琉夏ちゃ…んっ…」
「……ね。ここぬるぬるしてるの、何で?」
「し…、知らないっ」
「ぬるぬるー」
「も、もうっ!知らないったら…っ…」
「まだ胸しか触ってないのに、もしかしてもう感じちゃってたりする?感じ易いよね、美奈子」
「ちが…、ぁ…っ」
「違わないでしょって。ほら、勃ってきた……」
「や…!そこ触っちゃ、ゃ……あ!」
「やー…だ」
「琉夏ちゃん……っ、ぁ!」
ちゃぷっ、ちゃぷんっ。
琉夏の手首から先が下肢の狭間で前後に動く都度、バスルームに響く浴槽の波音。
美奈子のそこに触れた指先が、お湯とは明らかに違うぬめりを捉える。
琉夏は桜色に染まる美奈子の肩をはむっと啄むと、指先で襞を左右に割った。
割れ目の間、襞と襞とが貝のように閉じるそこを指先で開き、前後にヌルッと指を動かす。
そんな彼の指の腹には「勃ってきた」と称した、ころっとした小さな突起が当たっていて―――。
「ふっ、ぁあ…、そこ…やぁん…っ」
「んー…?」
「弄っちゃ駄目…っ…あ!」
「聞こえなーい」
「琉夏ちゃん…っ…」
にゅるにゅると粘液で滑る割れ目に指をスライドさせながら、敏感な突起をクニュッと捏ねる。
捏ねたり押し潰したり、
琉夏の指先は突起の質感を楽しんでいるかのように、小さなそれをクニュクニュと弄っては遊ぶ。
小刻みに弾かれる美奈子のそこは皮が剥け、ぷっくりと紅く勃ち、小さいながらも性感の主張をハッキリと伝えている。