第8章 彼女が大事すぎて
大きくて温かい琉夏の掌が、脚を広げ、膝の裏に回った。
「あ…っ」
指よりも舌先よりも熱いものが潤んだ箇所にあてがわれると、再びきゅっと瞳を閉じた美奈子
「目、開けて」
「…あ…」
「後にも先にも……美奈子を女にする最初で最後の男だ……ちゃんと俺を見て」
「っ、琉夏ちゃん…っ」
幸せで泣ける自分が、愛されてるんだと実感出来る自分が幸せだと思った美奈子
ぽろっと頬を流れる涙にキスをする、
この人が大好きだと溢れる想い
「美奈子……」
「ああ、あ…っ!」
痛みとかよりも一つになれる幸せ。
「息を止めないで……吐ける…?」
「…っ!」
こんなにも身体を一つに重ねる事が幸せなんだって知らなかった琉夏や美奈子。
「痛い?まぁ、痛いよね……」
「い…ったいけど、大丈夫だよ…っ」
「ほら、手」
「…っ、手?」
「俺にしがみついてろ……」
美奈子の手を取ると、琉夏が自身の首へと回す。