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夢で見た世界2/金色のコルダ

第1章 君の音色/志水


彼女の為なら…

足りない時間も…

もっと、有意義な物にしなくちゃいけませんね。


「本当!?やったね!望ちゃん!」

『ぅ…ぅん///』

けど…やっぱり、さっきのがまだ引っ掛ってて…

うまく言えないけれど…

「その代わり…なんですが…」

「「「「?」」」」

「“望”…先輩って、呼ばさせてもらってもいいですか?」

『Σ///うぇ!?』

ぁ、また先輩、赤くなってる。

「クスッ、林檎みたいです。」

『Σふえぇ///』




そしてこの時を境に、僕は初めて“女性”として可愛いと、意識しだしたのです。

近いうちに、リリが言っていたように僕の音も変わるかもしれません。

だって…

こんな気持ちは、初めてだから。

日野先輩も…
きっと、同じ気持ちなのかも。

「これからよろしくお願いします。望先輩。」


END

後書き→
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