第2章 Chapter 1
部屋は思ってたより広めで家電などがちゃんとある
端には大量の段ボールが重ねて置いてあった
ボロ家を想像していたからこんなにちゃんとしているなんて驚いた
衝撃で固まっているをバッターは抱き抱えた
そしてそのままソファーに座り込むと深くため息をついた
「はぁ...」
「お、お疲れ様…?」
「今日はもう寝ないか…?俺はもう寝るぞ」
そう言うと即座に寝てしまった
相当疲れが溜まっていたのだろうか、当分起きそうにない
油断してる寝顔をちらりと盗み見して
(あのバッターも寝るんだ…)
と不意にも可愛く思えた
彼が寝て……しばらく経った頃に自分もうとうとしてきた
いろんなことが一気に起きすぎて精神的に疲れている気がする
まさかザッカリーがあんな奴だとは思わなかったしヤフェトとヴァレリーがどうなったか見届けることはできないのだろう
しばらくは外に出られないと思うとプラスチックの乾いた臭いが懐かしく感じた
目を閉じて”せめていい夢が見れるように”と祈りながら暗闇に呑まれていった