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蝶と蜘蛛

第63章 インターハイ2日目


インターハイ2日目の朝。
会場入りした私たちに観衆は大きな歓声を浴びせる。
昨日は田所さんのグリーンゼッケンに加え同着とはいえ1位を取りイエローゼッケンも手にしているのだ。
歓声が沸くのも不思議ではない。

今日は本大会3日間中100kmを超えるもっとも長いステージだ。
私は大きな歓声に答えるように雄叫びを上げている田所さんを見つめた。

昨日、田所さんは倒れている。
気丈に振る舞ってはいるが、実際のところどれほど回復できているのか不明は踏めなところだ。
昨日のあの状態ではスタートすら切れない状況もあり得る。

この嫌な予感が当たってしまわないように心の中でそっと祈った。
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