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蝶と蜘蛛
第60章 すれ違いのあとで
全ての撤収作業を終えると私たちは今日からお世話になる旅館へと訪れていた。
早速明日のためにミーティングを行いその後は各自自由時間。
みんなは疲れ切った体を癒すようにお風呂に入ったりマッサージチェアに座ってみたりと各々の時間を過ごしている。
私は幹とともにお風呂へと入った。
「茉璃ちゃん、大丈夫?」
どれだけ難しい顔をしていたのだろう。
幹は心配そうに私の方を覗き込む。
『あ、ごめん。なんでもないよ。大丈夫』
幹に笑顔でそう答えると私は先に上がることにした。
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