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蝶と蜘蛛

第58章 インターハイ1日目


私たちは先回りしてゴール付近にある大会本部へと向かった。
そこで聞こえたのは尽八と裕介さんが山頂でトップ争いに参加しているという情報だった。


「巻島さんがトップ争いに!」
「あぁ、あいつとんでもねェやつだ!この大舞台で100人抜いて本当に追いついたんだ!小野田!!」
『小野田くん…!』

溢れ出る涙を止めることができずにポロリポロリと涙をこぼす。

「茉璃ちゃん?」
『ごめん、嬉しくて…きっと2人とも、限界を超えてただただ楽しんでると思う。それも、小野田くんのおかげ…小野田くんが帰ってきたらちゃんとお礼、言わないと。』

幹は私を見て優しく微笑む。
私は先ほどまで流していた涙を止めると、山岳ラインのある山をただじっと見つめた。
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