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蝶と蜘蛛

第52章 合宿3日目!


『2人とも、医務室…行こ』
「俺らで運ぶショ」

2人は田所さんと裕介さんの肩を借りながらフラフラと医務室へ向かう。
おそらく肉離れを起こしているだろう。
これ以上この合宿で走れば致命傷になってしまう。
この合宿はここでリタイアだ。

『私、2人に付いてていいですか?』
「あぁ、頼んだ」

私は金城さんの許しをもらい一緒に医務室へと入っていった。

「肉離れか…」
「…」

2人は唇をかみしめ涙を堪える。
私は思わず2人の手を握った。

『2人とも…』
「田所さんと一緒に…インターハイ出たかったっ…」
「ごめん…応援してくれてたのにっ…」

2人の悔しそうな顔に私も涙が溢れる。
私たちは3人、涙が枯れるまで泣き続けた。
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