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蝶と蜘蛛

第52章 合宿3日目!


レースとは残酷だ。
どれほど思いが強くても、仲間との絆があっても、それが必ずゴールへと導いてくれるわけではない。
ゴール前のそれはいつだってほんの僅かだ。
一瞬の判断ミス、肉体の限界
それらが勝者を敗者に変える。
ほんの少し運に嫌われた所為で。
届かない頂がある。


私の目の前にはゴールライン手前で落車している純太と青八木くんがいた。
恐らく、脚が限界を迎えたのだろう。
それでも2人は無理やり立ち上がりまた前へと進もうとする。

『純太…青八木くん…』

田所さんは2人の元へ駆け寄りそっと抱き寄せた。
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