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蝶と蜘蛛

第46章 個人練習


個人練習を終え部室で後片付けをしていると、練習を終えた裕介さんが金城さんに向かって興奮気味に言う。

「金城!あいつ、あの初心者!鍛えれば登る!センスあるショ!あいつ、クライマーだ!」

裕介さんの顔はイキイキしていてとても嬉しそうだ。
それもそうだ。
裕介さんには尽八と交わしたある約束がある。
”インターハイの舞台で決着をつける”
その約束を果たすためにはもう1人クライマーが必要だからだ。

裕介さんは金城さんとの会話を終えいつの間にか私の元へきていた。

「茉璃。ついにクライマーが入ってきた。あいつを鍛えてインターハイに出られるようになれば、東堂との約束を果たすことができるショ」
『そうですね。私もそうなることを期待しています』
「あいつの登りを見たら、あいつはどう思うショ。ハコガクの山神、東堂」

裕介さんは楽しそうに窓の外を眺めているのだった。
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