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蝶と蜘蛛

第45章 1年生ウエルカムレース


レースはいよいよ最終局面。
フラフラだった小野田くんを車に乗せ私達はゴールへ急いだ。

先頭へ追いつくとまさに今泉くんと鳴子くんが先頭争いをしているところだ。
お互い譲らない走りでゴールへと駆け抜けていく。
そしてゴールラインを最初に踏んだのは今泉くんだった。


私達はゴールした2人のもとへドリンクやタオルを持って駆け寄った。
小野田くんは2人の迫力に圧倒されたのかその場に立ち尽くしている。
そんな小野田くんの元へ裕介さんは近づいていき話しかけていた。
その表情はなんだか嬉しそうだ。
やっとこの自転車競技部にクライマーが現れたのだから。

私はそんな裕介さんの嬉しそうな顔を見て自分まで温かい気持ちになるのだった。
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