第3章 LAUGH & PAIN
「瑠璃月さんが、まさかそこまで酷い女(ひと)だったとは…貴女は一体、僕をどれだけ悲しませれば気が済むんですか?」
「だからそんな事やってない!!馬鹿なのあんた!?」
「なら、本当はどうしていたのか、ちゃんと僕に教えてくださいね。それが出来たら、許してあげますから。」
「それは…っ!!」
「出来ないんですか?此処ももう随分つらいでしょうに…」
「…!!」
限界を越えて増幅した疼きが、瑠璃月の身体の奥底で戦慄いている。
早くこの苦しさともどかしさから解放されたい、悦楽に耽りたいと本能が喚いていた。
ネウロは瑠璃月の腕を強く掴み、手が花弁に触れたまま離せないようにしてしまった。
それに対し瑠璃月は、羞恥と屈辱で頬を薔薇色に染め、両眼からは涙を零しながら、観念したように自分の指を蜜壺に沈めた。
自分の中指と薬指で、蜜壁の上部の一番好い所を刺激し、空いている手は自分の胸を揉みしだく。
ましてやそんな醜悪な姿を視られていると思うと、瑠璃月の手そのものや手首まで濡らしてしまうほどの愛蜜が溢れて止まらない。
そのせいで卑猥な水音が絶え間無く響き、蜜壁がより強く自分の指を締め付ける。
それからほんの僅かな時間で、瑠璃月は絶叫と共に愛蜜を噴き出させ果ててしまった。
「くだらない。貴様はこの程度で満足していたのか?我輩もナメられたものだ。」
あまりの屈辱に、瑠璃月はもう涙を流す事しか出来ない。
そしてここまで来てやっと、ネウロがいつも通りの姿を見せたかと思うと、瑠璃月の膝の裏を掴んで両脚を大きく開かせた。
更なる快楽を貪ろうと攣く花弁に、ネウロの長い舌が這わされ、花芯を転がされる。
それからはわざと淫猥な水音を立てながら、蜜壺に吸い付き愛蜜を啜っていたが、それでもなお止まる事を知らずに溢れ続けた。
「ひっ…やぁっ、あぁんっ!!」
「全く、キリがないぞ。」
ネウロは瑠璃月の愛蜜で濡れた唇を舌嘗めずりし、妖笑を浮かべて余裕を見せ付ける。
しかし本当は、ネウロももう限界だった。