第3章 LAUGH & PAIN
「まあ良い。貴様は正直に教えてくれたのだ。存分に与えてやろう。」
そうしてひと思いに、ネウロは瑠璃月に自身を突き刺した。
「あぁあああっ!!」
待ち望んでいた感覚は、瑠璃月の全身に電流が駆け巡るかの如き衝撃をもたらした。
瑠璃月はもうそれだけで絶頂に達し、身体を弓なりに大きく反らし痙攣した。
そのままネウロに腰を掴まれて、荒々しく何度も奥を穿たれ、遂には挿れられたまま勢い良く潮を吹いた。
「嬉しいか瑠璃月?今回は一段と良く締まって、痛いくらいだぞ。」
「馬鹿ぁ…っ…!!」
ネウロは瑠璃月の蜜壁の上部を擦り上げながら最奥を抉り、同時に指で花芯を強く押し潰したり弾いたりを繰り返す。
それに対し瑠璃月は悲鳴にも似た嬌声を上げ、耐え難い快楽に打ち震える。
「やぁぁっ…!!もぅ、ダメぇっ…!ああぁーーーっ!!」
瑠璃月は狂乱するほどの快楽の中でまた大量の潮を吹き、凄まじい痙攣を繰り返しながら絶頂を迎えた。
終わらない絶頂感と痙攣に耐え切れず、そのまま熱い不浄な液体までもが流れ出る。
ひとたび勢いをつけて流れ出してしまえば、もう自分の意思では止める事など出来ない。
瑠璃月はぐずぐずと泣きながら、派手にそれを撒き散らしてしまった。
「何とだらしない。とうとう壊れてしまったか…」
嘲笑するネウロの言葉通り、瑠璃月はもう何も考える事など出来ず、何かを言い返す気力も無く、虚ろな瞳からただ涙を零すだけだった。
立ち込める特有の匂いに、気が遠くなる程の羞恥心が襲う。
そうして完全に力が抜けてしまった瑠璃月の身体を、ネウロは掻き抱いてなおも激しく攻め立て続ける。
「瑠璃月…愛しているぞ。」
それに応えるように、瑠璃月はネウロの首へ腕を回した。
「ネウロ…」
「こんなにも我輩の心を乱し、虜にさせる人間は、瑠璃月、貴様だけだ…」
耳元で囁くと、瑠璃月の蜜壁がまたねっとりと絡みついて離さない。
誰よりも、何よりも愛おしい。
放したくない、放さない。
渡したくない、渡さない。
「好き…っ!!」
消え入りそうな、それでいて耳の奥へ重く響く瑠璃月の呟きに、ネウロは恍惚として瑠璃月の中を白く濁った欲望で染め上げた。