第3章 LAUGH & PAIN
それでも瑠璃月の身体の奥底の疼きは、少しずつ増幅していった。
慣れた手つきで、次第に露わにされていく瑠璃月の白肌は、もう既にうっすらと薔薇色がかっている。
首筋から鎖骨、そして胸へと口づけを落とされ、双丘を両手で弄ばれて、先端の小さい果実が堅く尖る。
「ああ…んぅっ、痛あっ!!」
その小さい果実に、今度は前よりも強く噛みつかれ、瑠璃月は堪らず悲鳴を上げた。
「痛いでしょう?でも、僕の受けた痛みはこんなものじゃありませんから。」
瑠璃月は、何と一方的で勝手な事を…と思いながらも、冷たい翡翠の眼で刺すように見つめられると、何故か一切の抵抗が出来なくなってしまった。
そうしてまた深く口づけられ、瑠璃月の舌はネウロの口内に引き込まれ甘噛みされる。
「んんっ…!ふっ、はぁぁっ…」
ようやく唇を離された時には、瑠璃月の瞳は涙で潤んでいた。
「これだけの事でそんなに眼を潤ませていては、この先、正気が保てませんよ。」
「も…ぉっ、やめて…!!」
「それなら、これをこのまま放っておいても良いんですか?」
「嫌ああっ!!」
下着を奪い取られ露わになった瑠璃月の花弁は、既に大量の愛蜜が溢れ出していた。
「ほら、もうこんなになってますよ。瑠璃月さん。」
ネウロは瑠璃月の手首を掴んで引っ張り、花弁に触れさせようとする。
「嫌っ!!もう、本当に許してえぇっ!!」
瑠璃月も流石にこればかりは必死に叫びながらかなり抵抗したが、それも虚しく抑えつけられ、自分の指が蜜壺に触れさせられてしまった。
想像以上に濡れそぼっていた其処に、瑠璃月は羞恥と驚きを隠せない。
「すぐこんな事になる身体なら、僕がいない間は、どうやって慰めていたんでしょうね?」
「……!?」
「さてはその笑顔で、他の男を誘って愉しんでいたんでしょう?」
「違う!!そんな訳ないじゃん!!」
全く次から次へと、よくこんな事ばかり思いつくものだと、瑠璃月は最早怒りを通り越して呆れてしまった。