第4章 廃れた公園と俺
ケッ…。で、こんなクソみたいな君への俺の気持ちなんかこのへんにして、先日の話しに入ろうか。
ある日。前触れもなく、急に君は俺に電話を突然してきて、嬉しそうに明るい幸せな声で教えてくれたよね。「私、最近彼氏ができたんだ。」てさ。そんなこと電話の始めに言われて、俺は驚いて内心衝撃とショックを受けて、一瞬頭真っ白になったけど。すぐにもちなおして、一生懸命その返事に俺は、ありきたりの言葉の「おめでとう、良かったな。」なんて声のトーンをいつもと同じ彼女が気を使わない俺の心を勘ぐられないテンションで話したよね。
そしたら次に君は、「一松には、こんなこと言ったけど。今と変わらず、親友で、友達で、いてくれる?」なんて聞いてきた。これは君が俺の気持ちを知ってて。わかっていたっていう証拠のセリフ。俺も君も、お互い薄々どころかハッキリしてたよね、お互いを大好きな気持ち。お互い少し前まで大好きだって伝えてたよね。さりげなく恋愛感情含ませながら。
こんな言葉吐かれて、最初は「うーん…。」みたいな言葉を言いながら、次の言葉を探してた…ショックと戸惑い、このまま親友でいていいのか?俺は君に彼氏と別れろなんて絶対言わない、その選択なんてない。俺は彼女との幸せになる未来まで考えた、彼氏への嫉妬で彼女を傷つけ、最悪な男に俺はならないか、彼女だけじゃく、俺自身へも悪影響にならないか?俺。グシャグシャと頭の中で考えてると。君との話は続いていき、君は俺をどうやら親友として、存在として、キエテほしくない。サヨナラしてほしくないらしく。なんとか俺から「ああ、これからも親友でいよう」って言葉を吐かせたいらしく。ねばって話してきた。
俺と君はいつも建前上、俺らは親友だと話していた。だけど、この話をそれから数分俺が答えをだせず、悩み、ずっと続けていると。論争になってしまい。俺もついには彼女への大好きだという気持ちがあったわけで、感情的になってしまい。「君が大好きだよ!君は俺の性別は違うけど、もう1人の俺だよ。だから大切なんだよっ。」なんて吐いて、更に「頼むから、君が俺にサヨナラって言ってほしい…嫌いになってよ。んで、俺からキエテよ。」なんて伝えてた。