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日常―私たちの普通じゃない少しおかしな思い出話―

第10章 十二・一・二月 先輩へのプレゼント


 私たち一年生は考えた。先輩に何をしてあげられるのか。
「お前、何もしてなかっただろ」
 …ハイ。私一切考えてませんでしたすみませんっ!


 とりあえずプロフとメッセージを書いた冊子みたいなのを作ろうではないかっ!ということになり、作り始めた一年女子組with強制参加わt((。とりあえず、まずは飾りになるものなどを近くの百均で買うことに。まあ、学校から歩いて二十分くらいなんだけどね。


 まあ、ここは雪国だから冬は雪が降るわけで。氷もできるわけで。特にりいちゃんとかが滑ってこけそうになっていた。
 「…っ、莉愛ちゃんがこけた~!!」
 「ほ、ほんとだ…!ま、待ってヤバイ腹筋が…っ!」
 二人とも、後で覚悟しておけよな。ってかりいちゃんは人のこと言えないだろうが!ざけんなよ!




 百均に来たものの、私センスの欠片もないから特に何もすることがないんだよねぇ~。如月はちゃんと選んでる。えらいえらい。りいちゃんは…見なかったことにしておこう。



 実は友達と出かけるのこれが初めてだっけ?って感じ。凄いでしょ?中一にして初めて友達と外出って。だからかな。とても、ただ買い物しに行っただけなのに楽しかったんだ。


 結局私は特に何もせず、ひたすら文房具を見て帰った。ちなみに関係ないけど帰りにこう思った。
「某子役がCM出てるあの本屋行きたい」
(本当に関係ないなおい)
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