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日常―私たちの普通じゃない少しおかしな思い出話―

第9章 十二月 Tシャツ作り!そして…。


 き、今日ほど自分の画力を呪ったことはない…!!


 アニメのキャラをかわいく描こうと思ったのに描けない!隣で作業しているりいちゃんはあの「僕と契約して…」のセリフ(←これでわかるかな)で有名の魔法少女系アニメのミニキャラをかわいく描けているというのにっっ!!
 ちなみに如月も…よく分かんないけど上手いのだってことはわかるっ!なんで私には画力がないんだっ!そして画力ないのに何でこの部活入ったんだ!



 そんなことを思いながらもなんとか(なってないけど)完成したTシャツ。着ることはないだろうけど一応とっておこう。




 そして、少し(っていうかかなり)遅い三年生の先輩の引退がやってきた。私たちは、一人ひとり、先輩から手紙をもらった。書かれてあった内容は…。


 部活をまじめにやってないような奴にかけるべきでない、感謝と応援の言葉。




























































 このときは何も思わなかった…嘘。少し悲しいな、なんて思っていただけだったが、後に家で封筒の中に入ってあったあるもの…先輩と撮った写真を見た時。誰にも知れず、密かに泣いていたのはここだけの内緒だ。










 




 そして私は一層あるものの内容をより深く考えることになるのだが、それは後の話。




 
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