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日常―私たちの普通じゃない少しおかしな思い出話―

第6章 七月 吹きガラス体験。そして専門学校訪問。


 …暑いけど、やってみると意外に面白いのが吹きガラス。吹いて(意外に大変)、形作るため・柄をつけるためにに転がして(意外に疲れる)、熱い中待って(これが一番つらかった)ある程度かたまったら棒とガラスを切り離して(っていうよりかはただ単に棒をたたいただけ)。
 全員終わったら解散。楽しかった~。これも数週間後に学校に届くらしい。楽しみだ。



 そんなこと思っていられたのはここまでだった。この日一番の地獄はここからだった。





 帰りのバス停は行きで降りたバス停から少し離れたところにある。私たちはどこかわからない。…もうわかっただろう。つまり
「「「「「「完全に迷ったぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」」」」」




 その後、無事バス停を見つけたものの、バスは行ったばかり。次のバスは一時間後。
 椅子も何もないバス停の前で、暇つぶし物を持っていない私たちがどうなったのかは想像がつくだろう。この日のことを一言でいうならば…




 「最悪最低の一日」だ。
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