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【歌/い/手】クレナイ【蛇/足】

第2章 クレナイ1


一方男の方は毎日のようにこの城に来て女を見て去っていく。

近づきたい、近づけない。

この女は外に出ていない。
その証拠は透き通るような真っ白い肌だ。

この男はこの女の美しく、けれどどこか悲しそうな表情をした顔と白い肌に惚れたのだろう。

いつか外に出やしないのだろうか、期待を少しかけつつ今日も城に向かうのである。
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