第24章 恋人はヤンデレ【キッドver.】

ある日、起きるとご飯はなく
拘束具を外されていた

首以外は



そして鍵が机に置いてあった



まるで、人生の決断をしろというように


囚われているか
自由に羽ばたくか


そんなの決まってる

出る、外へ出る



首の鍵を外して軽くなった肩を回し解す
そしてドアノブに触れてからあろうことか











迷ってしまった












彼は、どうなるのだろう
警察に言えば捕まる？
いや、名前もわからない
外に出てどうやって帰る？
わからない、知らない場所かも


ダメだ








帰れない