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ONE PIECE-愛物語

第24章 恋人はヤンデレ【キッドver.】





キッド
「あ?逃げてなかったのか
偉いじゃねぇか」


わしゃわしゃと頭を撫でられる
何故、心地よく感じるのか



キッド
「おぉ、そんな睨むな

にしても、折角のチャンスなのに無駄にしたがいいのか?
今なら俺から逃がしてやるよ」

「逃がしてくれない」


初めて口を聞いたことに驚きを見せながらもその人は笑った


キッド
「まさか
逃がしてやる」

「いい
私はあなたの名前も知らなければ、この場所もわからない
行方不明になった数日を誰かに話したところで信憑性もなにもない」

キッド
「俺は自首するつもりだったがな」

「なっ………」


自首と言ったのかこの男は


キッド
「だがやめた
お前は、もう俺に心を開いたらしいしな」

「そんなわけ…」

キッド
「しっかり待っててくれたじゃねぇか
本物の鍵まで渡したのによ
最後のチャンスを言い訳つけて待っててくれたじゃねぇか

それに、知ってんだ
寂しかったんだろ?一緒に居てやるぞ?」

「バカじゃないの…!?」

キッド
「バカはどっちだ
こんな特徴的な奴がすぐ見つからねぇわけがねぇ

お前は俺を知ってる

まぁ、第一
体は俺がいねぇともうダメなんじゃねぇのかよ

それに、お前は逃げない
確信がある
なぁ、俺の名前を知ったらきっとお前は逃げない」



事実ばかり並べられる
そして最後の問い






逃げるか?
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