第3章 石田治部少輔三成の病
夜になると武将達が集まり宴になる
「おい、。お前また何かやらかしたんだってな?」
政宗が肩を抱き寄せ近づいてきた
「三成君とボーリングしてたんだ」
「棒林具? 今度は俺も誘えよ」
「俺も聞いたぞ。何や新しい戦術を考えたそうだな?」
「様はいつも新しい事をなさいます。
その可愛らしい笑顔と聡明な頭脳は尊敬に値します」
「ニヤケた顔と幼稚な頭脳にしか見えないんだけど」
「しかし三成、あんな大量のコケシどこから見つけて来たんだ?」
「あれは私の私物です。南蛮の書物の中に”黒魔術、呪いのかけ方“というのがあったのでコケシで試してみました。」
((((( 誰に?! )))))
さらに酒が進む
政宗「おい、。着物に煮付けの汁がこぼれてシミになってるぞ。」
「本当だ、気付かなかった。ありがとう」
政宗「後で俺の部屋に来い。シミ抜きしてやるから。」
「なんで政宗の部屋?」
政宗「着物脱がないとシミ抜き出来ないだろ。それとも皆の前で脱がされるのが趣味か?」
「却下。侍女にお願いします。」
家康「それぐらい自分でやりなよ。だから嫁のもらいてが無いんじゃないの?」
光秀「こんな無用心な嫁をもらう家は大変だな」
「そんな意地悪言うなら家康の息子のお嫁さんには行ってあげない。」
家康「要らないよ。ってか何で俺じゃなくて俺の子供?」
「だって年下好みだもん」
秀吉「よし将来、家康の息子と俺の娘を結婚させよう!」
政宗「じゃあ俺は、家康の息子に剣の稽古をつけてやる」
家康「俺の嫁から探して下さい。」
三成「では私は、家康様のご子息が大きくなったら名刀“正宗”を贈りましょう。」
光秀「俺は家臣の誰かをお前の息子の乳母として送り込もう」
家康「だから、何で俺の子供なの?
ってか三成、名刀“正宗”今ちょうだい。」
三成「……秀吉様、飲み過ぎですよ。お水を持って来ますね。」
家康「話しを逸らしたな、三成。」