第6章 土曜日 珪から呼び出し
土曜日
明日の服装を考えていたとき
♪~♪♪~
メッセージが届く
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LINE 珪くん
急に悪い。
美奈子に、
やってほしいことがある。
⚫⚫スタジオまで来てくれると助かる
珪より
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美奈子
「珪くんが、頼み事?
なんだろ…
とりあえず、行ってみよう。」
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⚫⚫スタジオまで行くと珪が待っていた
珪
「悪い。急に呼び出して。」
美奈子
「ううん。大丈夫。
それより、何かあったの?」
説明するとーーー
十代向けのリップCM撮影するにあたり
相手方のモデルが来れなくなったそう
代役のモデルもいなく困っていたスタッフ
そこで珪が従兄妹の美奈子だったら
歳も10歳離れているし
CMの年上彼氏、年下彼女の
イメージも合うのではないかと
スタッフに伝えたそうだ
美奈子
「えぇーっ!
無、無理だよ~。」
珪
「美奈子なら、大丈夫。」
撮影スタジオに入ると
ーーーさすが葉月の従兄妹!
ーーー元もとのモデルさんよりいいかも
ーーー顔も可愛いしイメージにあう
ーーーこれなら、撮影できる
話がトントン進んでいったーーー
美奈子
「パパたち、怒らない?
波美ちゃんに悪いし…」
珪
「あいつには、伝えたし、
おじさんおばさんには、
許可取ってあるから…」
行動が、はやい葉月ーー
諦めて、代役をつとめることを伝える
美奈子
「大好きな、珪くんの頼みなら、
うけるよ!」
スタッフがメイクしながら、
内容説明するねー
CM撮影は、
年上の彼氏に、いつも子供扱いされる彼女
そこで、魔法のリップをつけた彼女
いつもと雰囲気違う彼女
デートの帰り際、おでこにKissではなく
「いつもより、可愛い…
今日は、こっち……唇にKissしていいか?」
「うん///」
今日は、彼をときめかせませんか?
魔法のリップ
オレンジ色、ピンク色
2色新発売
最後に彼女が
「あなたはどっちで彼をときめかせる?」
決めゼリフが流れである
おでこにKissは、本当にするが
唇は、Kissしてるように上手く撮影されるそう
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