第5章 学校 2
保健医がいないことはわかっていても
ーーー失礼します。
律儀にいうところ見て可愛いと思う琉夏
美奈子
「ルカ君、その椅子に座って?
わたし、湿布持ってくるから…」
椅子に腰掛け
湿布を探してる美奈子を見つめる
ーーーあった!
お目当ての湿布とテープがあり
嬉しそうに近づいた美奈子が
自分を見つめる琉夏に
美奈子
「足痛くなってきた?大丈夫?」
心配そうに声をかけた
琉夏
「いや…ガキん頃思い出して…」
小さい頃
三人で遊んでいたとき
転びそうになった美奈子を庇って
琥一と琉夏が怪我したとき
目いっぱいの涙ためながら
手当てしてくれた懐かしい思い出
美奈子
「子供の頃も、怪我してたよね。
コウ君と庇ってさ…
冷たいよ?」
琉夏
「っ、冷た~
けど、気持ちいい…」
テープを切って、湿布が剥がれにくように
かるく固定する
琉夏
「ありがとう。
美奈子ちゃん。」
美奈子
「どういたしまして。」ニコッ
保健室のノートに、
手当てした人、怪我した人
それぞれクラスと名前をスラスラ書いていく
髪の毛がサラサラと落ちてきたのか
耳にかけ直す
ドキッ!!
琉夏
「…///
やべー」
美奈子
「ん??
ルカ君どうしたの?」
琉夏
「な、なんでもない。
なんでもない。」
クスッ
美奈子
「変な、ルカ君。」
美奈子と二人きり
話してると心がぽかぽかする
居心地がいいーー
遊園地が今から楽しみだ
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水曜日…木曜日…金曜日と過ぎていった