第25章 学校8
ある日の掃除時間中
(ハァ……重い。焼却炉までのゴミ出しジャンケン負けちゃうとかo(´^`)o ウー)
美奈子に近寄る影。
「美奈子ちゃん、重そうだね?手伝ってあげようか?」
「あ、琉夏くん…ふふっ、ありがとう。ジャンケンで負けたの私だし大丈夫だよ?」
「俺が手伝いたいの。ダメ?」
「でも…」
「いいから、いいから♪」
ふと、美奈子は思う。
前にも、こんなことがあったような…
ーー琉夏も掃除時間のはず
琉夏が何故ここにいるのだろう…ーーー
「不思議そうな顔してどうしたの?」
「あ、手伝ってくれるのは嬉しいんだけど…」
「だけど?」
「前にも、こんなことあった気がして…
琉夏くんも、掃除の時間だよねって」
♪~(´ε` )口笛を吹きながら「掃除の時間?へぇー」視線をそらす琉夏に「琉夏くん?」呼びかける。
「…………」
「…………」
「コレ代わりに持ってくから、
見逃して?」(・ω<)-☆
掃除をサボったんだと察した美奈子
「お、ね、が、い( ´^ω^)人」
「…もう…わかったよ。今回だけだよ?」
「はーい♪」
美奈子と二人きりを楽しむ琉夏であった。
そんな時ーーーー
「あ、あの!バンビ様こと
小波 美奈子様でよろしいでしょうか?」
「はい??」
「ん?何事?」
琉夏たちの周りに中等部と思われる、
女子が数名…