第21章 学校7
手のかかる弟と妹だと感じる琥一。
琉夏も早く自分のもんにすればいいものを
琉夏の過去を知っている琥一だからこそ
琉夏は大切なものを、失いたくない。関係を壊したくないとあるんだろうと予測していた。
「じゃあな。」
校舎へ戻る琥一
「!!!( ゚д゚)ハッ!!!!、ゴミ出ししなきゃ。」
「これ運ぶよ。重いしょ。」
「私が引き受けたたし…」
「これくらいさせてよ。ね?」
自分が両手で重いと感じてた、ゴミ箱を琉夏は片手で軽々と焼却炉へ中身を捨てた。
「よしっ!これで俺も掃除したってことだね?」
「…もう。琉夏くんらしいな。」
クラスに戻りながら、ゴミ捨てのお駄賃はKissでいいよ?なんていいながらくる琉夏と、顔を赤くしてポカポカ琉夏を叩いてる二人がいた。