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ときめきメモリアルGS3

第21章 学校7


遠くでアラーム音。
もぞもぞしながら音の発生源であるアラームを止めたが二度寝をしてしまった美奈子。



「う~ん…(๑-﹏-๑)zzz」





…………



「!!!( ゚д゚)ハッ!!!!
いま、何時?!」

時計を見ると、いつもより遅い目覚めだった。


「ち、遅刻しちゃう!」


支度にバタバタしている娘を両親は、
朝から元気だなと会話。


昨日、仕込みしておいたお弁当を詰めて愛娘に渡す。


「はいっ、みんなのお弁当ね。」


「ママ、ごめんね!ありがとう!行ってきます!」


「車に気をつけてね♪( ´ ▽ ` )ノ」











……






……




美奈子なりに、頑張って走っていた。
ε===(っ≧ω≦)っ

「はあ、はあ…ま、間に合わないよ~(><)」



後ろの方からバイクのエンジン音が聞こえた。


「おはよう、美奈子ちゃん。
遅刻しちゃうよ?」


「ルカ君、コウ君、おはよう。」


寝坊したことを告げ、急いで学校へ向かってると伝えた。

「二人ともバイク通学禁止じゃなかった?」


「あぁ?そうだったか?」


「はじめて知ったかも。」


知らない振りをする琉夏たち。
このままでは、明らかに遅刻してしまう美奈子を、琥一に無理を言って三人乗りで行くことを提案した琉夏。


「危ねーだろ。」


「だって、このまま遅刻なんて可哀想じゃん?」


「(・д・)チッ。しゃーねーな。
おら、乗れよ。」


「えぇΣ(゚Д゚ノ)ノ」


この時間が勿体ないからと琉夏が引き寄せ
琥一と琉夏の僅かな隙間に美奈子を座らせる。

「ちょっと、狭いけど我慢してね♪
よしっ!コウ出発だ。」


「へいへい。」


ドゥルルン


エンジンを吹かし学校へ向かったーーー











………



バイクを草木で隠し、
教室へ行き遅刻しなかったことを二人に感謝を伝え、
昼休みにお弁当を琉夏たちに渡した美奈子だった。





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