第18章 日曜日 ナンパ1
日曜日の駅前には人が溢れている。
次はどこに行こうか迷っている美奈子の姿に彼女連れの男性も何度もチラ見をしては頬を赤く染めている。
そんな中一人のギャル男が近づいてきた
「ね~彼女っ♪さっきから見てたんだけど、マジ天使かと思ったんだけど~近くでみるとマジ天使っ!
おれ、天使に恋しちゃったかも!
一緒にお茶しない?」
「ふぇ?あ、あの、遠慮して起きますっ。」
「そんなこと言わずにさ~俺おすすめの良い店知ってんだ~一緒に行こうよ~」
「ま、待ち合わせしてるんで、結構です。すいません。」
しつこいギャル男は引かず困っていると
「バンビお待たせ。」
肩を抱き寄せる人物。そうカレンである。
カレン?!と呼びそうになるが『(^b^)シーッ!』
「俺よりカッコよくね?ヤバくね?!」
「俺の大切な彼女に何かよう?話なら聞くけど?」
普段より低い声でギャル男を牽制する。
「か・・彼氏?すっすいませーん」
って逃げて行ったギャル男
周りのギャラリーは拍手喝采と
イケメンすぎるカレンに頬を染める女性たち。
「キャー(≧∇≦)」
「彼氏イケメンすぎるっ!」
カレンの服装がどこぞ歌劇団の男性のような感じで、シャツに緩めのズボンと身長で男性に見えたのであろう。
「ちょっと場所変えようか。」
「う、うん。」
バンビをエスコートする姿にギャラリーは王子様♡と騒いだりたまたま居合わせた、はば学の生徒はカメラで撮り永久保存版♡とはしゃいでいた。
…
……
……
「ε-(´ω`;)フゥ……ここまできたら大丈夫かな?」
「カレン、ありがとう。
本当にカッコよかった////」
公園のベンチでひと息つく二人
「可愛いバンビが絡まれてるもん!ほっとけないよ!はじめて自分の身長が高くてよかったと思ったよ。」
「カレンがいてくれて助かったよ。」
「私も役得♪役得♪♪」
今日発売予定のファッション誌を駅前書店で買った際にナンパ現場に居合わせてしまったということだった。