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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第22章 仲直り


私の今の格好は水着にシャツを羽織って、ショートパンツ。ちゃんとシャツは留めている。

『え、何か問題ある??ってか服着てない人に言われたくないんだけど。』
「俺はいいんだよッ! 男だから!!」
『いやいや、その考え方はどうかと思うけど。それに、普段はシャツ着てないからお腹見えてるし。』
「「「「はぁぁぁ!?!?」」」」
『え、なに?なんで??』
「アン…あなたまだみんなに見せてないからじゃない?」
『へ? 見せる??』
「ほら、脱いで!シャツ!!船長さんにもまだ見せてないでしょう??」

ナースのお姉様方に囲まれて、ひん剥かれた。

『いや…見せるってなにを…』
「「「「ッぶッッ!!!」」」」

みんなが飲んでいた酒を吐き出していた。

『え、汚い…なんなの?』
「お、おま…おまッ!!!」
「グララララッ!!いい刺青じゃねぇか。」
『あ…そっか言うの忘れてた…彫っちゃいましたッ!』
「ば、ば、ば、馬鹿じゃねェの!!女だぞ!!お前は!!」
『女は彫っちゃいけないって法はないと思うけど?それにみんなと同じ誇りを背負いたかったの…ダメ?』
「「「ウッ…」」」
「グララッ、いいじゃねェか。刺青の一つや二つ…好きにしろォ!!」
「し、仕方ねェからない。一つだけにしろい?」
「俺も彫ってるし…人のこといえねェしな!」
「おう、そうだ!!エースも後ろにあるなら文句言えねェだろ!」
「お嫁に行かなかったら俺がもらってやるぞ!!」
「…おい誰だ今の言ったの…」
「ふざけんなッ!!俺の妹お前らみたいな奴らにやるかッ!!」
「なんだ、次はシスコンかー?」
「うるせェ!!」
『刺青一つで賑やかですね…』
「あなただからよ、アンちゃん。」
「みんなに愛されてるわ…」
『…それは嬉しいです…』
「なに、もう可愛いわね!!食べちゃうわよ!」

ナースのお姉様方に揉みくちゃにされ、隊長たちには怒られて歓迎され、親父様も酒を煽って楽しそうだった。

「おい…アン…」
『なぁに、エース。』
「……おかえり。」
『・・・ただいまッ!!!』

私はエースの硬い胸に飛び込んだ。

「おいおい、引っ付いてくんなよ…全く。」
『えへへ…』
「見ろよい。」
「あぁ…あのエースがな…」
「本当にお兄ちゃんなんだ…」
「羨ましいな、全く。俺もあの胸につつmドゥフッ!!!」
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