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星条旗のサブマーシブル(R18)

第3章 SSS キャラ×男主(―/7日更新)



★LoTアトム(運命主続き)

あの日からレイは、普段のストーカー行為に輪をかけて頻りに俺に甘えるようになった。俺に優しく「レイは良い子」と囁かれた瞬間に性的快楽が身体を満たしたのだと鼻息荒く教えてくれたが、本当に要らない事実だった。
俺はレイが苦手だ。身長が高いのも怖いし、筋肉がたっぷりついているのも怖いし、あの目力も怖い。だから口数が少ないミックや冷静に物事を分別するザリと共に過ごす事が多かった。なのに!
「サラはなんで俺とレイで組ませた!」
「、可愛いおしりだ……っ!」
「や……っ!」
今回のコスプレはコスプレらしい衣装でもなく水着だ。ただしカップル限定ビーチの中での事件だったので体格差が開いている俺とレイが行く羽目になった。当たり前のように俺は女装しないとならないし、レイに尻を狙われているしで散々だ。
「今日もの小さなおっぱいで僕のこといっぱい甘やかして欲しいな!」
「今日もってなんだ一度も甘やかしたことなんか無いっ!! ほんとに気持ち悪いから俺に近寄らないでっ!!」

★Aキャプテン・アメリカ

スティーブ・ロジャースはサディストだ。群衆の中に在った時の彼は英雄に違いないが、ひとたび二人きりとなってしまえばフェティシズムを拗らせた欲望の塊になる。昨今、問題視されているパワハラに通ずるものをひたすらにぶつけては溜飲を下げて満足している節があるのだ。
「、コーヒーを入れてくれ」
「ん、分かった」
「僕の好みは把握してるよな」
「……大丈夫」
「なんだ、その間は。それだと信用出来ない。実際、昨日もそう言って僕の好みじゃない服装で出迎えてきたしな。脚を隠す服は着るなと言った事、もう忘れたのかい」
「だ、だって、真冬に脚は出せない……」
「子供のような口振りで言い訳するな、見苦しい」
「っ……」
「おかしいな、口ごたえしないとも約束したはずなのに。忘れてしまったかな、」
「ご、ごめんなさいっ……!」
「……これは、お仕置きが必要だな」
「っ!!」
そう言いながら腰に巻かれたベルトを外して抜き去ると、お仕置きの言葉に怯える俺の目の前で二度ほど床をデモンストレーションのように鞭打った。

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