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星条旗のサブマーシブル(R18)

第3章 SSS キャラ×男主(―/7日更新)



★Aキャプテン・アメリカ

キャプテンと任務についたは良いけれど、俺の不注意で敵に捕縛されてしまった。キャプテンだけなら拘束から簡単に逃れられた筈なのに俺が人質になったせいで抵抗が出来なかったらしい。
彼が無理やり胡座をかかされている間に俺は無色透明な液体を腰に打たれ、目隠しをされてから後ろ手に縛られた。次第に下半身が怖いくらいに冷えて感覚がなくなっていき、立っているのか座っているのかも分からなくなる。麻酔だった。なぜ麻酔を打たれたのかは分からない。
敵の奴らに抱えられて下履を脱がされた後、何処かにゆっくりと座らされた。痛くも痒くもないせいで座った先が熱いのか冷たいのか硬いのか柔らかいのかも分からない。でも、座りきった瞬間にお腹の中がぐぐぐっと広がったような妙な感覚があった。
「ぐうっ……!」
「!」
すぐ目の前でキャプテンのくぐもった声。彼は口枷をされているみたいで言葉が話せないぶん狂ったように唸ってはふいごのような呼吸を繰り返していた。その度に俺のお腹の中はどんどん膨張していく。痛みは相変わらずないが、内側から圧迫されて苦しくて段々と呼吸が乱れていった。
「ん、んん……キャプテン、俺、お腹、くるし……」
「ううううっ!!」
身動きをとれば、腰の下から”ぐちゃっ”という粘ついた水っぽい音がした。俺は泥で満たされたバケツにでも腰を下ろしているんだろうか。検証のために何度も強めに上半身を揺らせば、また”ぐちゃぐちゃ、ぐちゃぐちゃ”と粘っこい音が断続的に響く。するとキャプテンの唸りが一層大きくなったかと思うと、次の瞬間には獣のような咆哮が急に静かになった。
(あれ……なんかお腹の中があったかい……)
今度はお腹の中で水鉄砲を打つみたいなビューッという放射音が鳴っている。決して大きな音ではないが、ビュクビュクッともビュッともとれるような、液体を流して注ぎ込む音が止まらない。

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