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星条旗のサブマーシブル(R18)

第3章 SSS キャラ×男主(―/7日更新)



★LSジェンセン

「ジェイクッ!」
「あ~、♡」
怒声を発しながら部屋に飛び込むと作戦会議中の皆に囲まれたジェイクが居た。俺をみつけた途端、ジェイク以外がサッと身を翻して壁際に寄ったりパソコンを弄る振りをして俺から距離を取る。怒る俺が何を口走って痴話喧嘩を始めるのか大体の察しがついているからだろう。クーガーですらハットの先を下げて俺を見ないように努めてくるくらいだ。さてはもう『事の流れ』は皆に『自慢』したんだな、この野郎。
「ジェイクッ、全部のコンドームに穴開けたろっ!」
「気付かれたか……ちょうど皆にも話してたとこだったんだ、『そろそろあの子と子作りしたいから今朝コンドームに千枚通しで穴を開けてきたんだ』って。そしたらほら、はゴム着けてるからって安心して中出し許してくれるだろ、でもゴムは穴が開いてる、俺の精液は君の中に注がれる……あぁっ最高っ!」
「あっー! 最低最低最低っ!」
「なにが最低? 仲間にはおめでたい話を真っ先に伝えたいもんだろ? プーチの次にパパになるのは俺かもって自慢するのは悪い事?」
「俺もお前も男だから子供なんかできねぇよっ、性事情ぺらぺら喋りやがって、皆だって気まずいだけだっ、もうジェイク嫌い、今日こそ別れるっ!」
「えっ!? 待ってよッ!」
俺がバンを飛び出してジェイクが後を追いかけている頃、皆は疲弊を極めながら再び空席を囲んで愚痴を零していたなんてことは知る由もない。
「あれでまた仲直りセックスしたんだ~とか明日の朝ほざいてくるぞ。もう勘弁してくれよ、毎日毎日」
「おい、クーガー。はお前の馴染みだろ。心配じゃないのかよ、あんな変態にとっ捕まってて」
「…………泣き付かれたら始末する」
「わお。こいつも案外にご執心だな」
「誰でもいいから野外でセックスされる前にとジェンセンの野郎を連れ戻してこいっ!」

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