第3章 SSS キャラ×男主(―/7日更新)
★Aキャプテン・アメリカ(超人兵士計画参加主)
シャワールームでの一件から暫くしてスティーブ・ロジャースがスーパーソルジャーとして生まれ変わってしまった。しかし『善はより善に、悪はより悪に』という博士の言葉通り、俺を抱いた事で精神が穢れた彼の中を悪が巣食ったようだった。張り裂けんばかりの筋肉を得た途端、成功を喜ぶ博士やカーターさんを跳ね除けると制止の声も聞かずに俺を抱え上げて逃走。誰の目も届かないような辺鄙な土地に居を構えて俺を監禁しつつ細々と生きている。自国の英雄になるよりも俺個人を選んでしまった事が何よりの悪だった。
「んっ、んっ、や、やぁっ、っ、んぁっ」
「……ああ、やっと僕だけのものだ。これで僕だけのもの。他の雄の味なんか早く忘れて僕の味だけを覚えてくれ」
「んぉ、ん、ん、あっ、たすけ、てぇっ」
「大丈夫、怖くないさ。守ってあげるよ、君の事。それが夫の務めだからね」
「ろじゃ、す、ぬいて、くるし、んは、おなかやぶれちゃっ」
「スティーブ、だろ? ロジャースは僕達のファミリーネームになったんだから」
「……も、やめて、ぬいて、ろじゃ、ぬい……」
「……お腹大きくなってきたね。はいつ僕の子を産んでくれるのかな。楽しみだ」
「……、……」
★Aキャプテン・アメリカ(オタク主続き)
「えっ!?」
幼い時から大好きで憧れ続けて、思春期を迎えた頃には性的に興奮する対象になっていたキャプテン・アメリカが何故か玄関に立っている。スティーブに言われた通り、シャワーを浴びて髪もろくに乾かさず部屋着のシャツ一枚なんてみすぼらしい格好をしていたのに。
「えっ、あの、キャプテン・アメリカ、ですよね!? なんでうちに!?」
「君に会いに来た」
「ふぁっ!?」
『来た』と言い終わるか否かのタイミングで急に両手で尻臀を鷲掴まれた。吃驚し過ぎて動けないでいると味をしめたキャプテンがいやらしい手つきでぐにぐにと揉みしだき始める。グローブ越しの熱が素手で触られるよりもえっちな気分にさせるのは思い過ごしなんかじゃない。キャプテン・アメリカがセクハラするなんて……とかそういう軽蔑をする前に、大好きで大好きで仕方ない存在に触られている快感の方を取ってしまった。
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