第3章 SSS キャラ×男主(―/7日更新)
★JLアクアマン(クラーク恋人主続き)
クラークとバリーのどちらが早いか競争するのは良いとして勝った方は俺と一晩性的な意味で寝るという景品を、俺無しで取り決めるのは良くないと思う。そもそも俺はクラークの恋人で他の人と寝るのは絶対に嫌だ。彼が亡くなってからも操を立てていたくらいは彼を愛していたし、これからもいっぱい愛していく。クラークはこの勝負に勝つ自信があるんだろう、だからこんな非常識な戦いを承諾したに違いない。
「れも、やっぱり、やら」
「そうだよなぁ、いやだよなぁ」
「えっちは、くらーくと、したいの」
「そりゃあそうだ、恋人だもんな」
「べつの、られかと、えっちする、ぜんてーを、つくるのが、やっ」
「ごもっとも」
俺が涙ぐみながら自棄酒をくぴくぴと煽っている傍らでアーサーさんが背を撫でて相槌を打ってくれる。肯定して励ましてくれる姿にすっかり絆された俺はアーサーさんに絶大な信頼をおいた。彼に下心がある事を知らずに。
「きょうから、おにいちゃんってよんでも、いーい?」
「……近親相姦か、悪くねぇな」
★Aキャプテン・アメリカ
「みてみてスティーブ、アクアマンとスーパーマンのレアカード当たったーっ!」
「またそんなものを」
「応募券五枚で一口、みんなに手伝って貰って六十口は応募したの、そしたら当たりましたっ!」
「いつも同じキャラクターばかり……何故キャプテン・アメリカは応募しないんだ」
「んー……引かない?」
「言ってみろ」
「キャプテン見てるとムラムラしちゃってさ……手元にカードとか置いといたらオカズにしちゃいそうだから要らないの」
「……っ……、そ、そうか」
「アクアマンとかスーパーマンは見ててもかっこいーってだけなんだけどなぁ、キャプテン・アメリカはえっちな気分になっちゃう」
「…………一旦、帰る。すぐまた来るから、シャワー浴びて待ってろ」
「うん? なんでシャワー?」
「必要になってくるからだ」
「うん……?」
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