第3章 SSS キャラ×男主(―/7日更新)
★Aキャプテン・アメリカ
「かっこいー!」
「」
ソファでくつろいでいる時だった。スポーツ番組の中で大熱戦を繰り広げている選手の一人を見詰めてはしゃぐ俺を、鋭い声で咎めるスティーブ。付き合いだしてから妙な嫉妬と束縛が増えた気がする。いつだってスティーブが一番かっこいーよと耳元で囁いて頬に唇を押し付けるけれど、まだ怖い顔のままだ。
こうなると頑として許してくれないから、仕方なくシャツをまくってズボンを下ろす間抜けな格好で許しを乞う。二人の間で暗黙の了解的に決まったこの『お誘い』はいつだって俺ばかりしていたけど、まさかそれが狙いだったりしないだろうか。
ディックも晒した俺を見たスティーブは一気に興奮を高めてシャツへ頭を突っ込んでくる。熱い吐息が胸元を掠めて肩をひくりと跳ねさせると、彼は乳首をねろねろと舐めしゃぶりながら臀とディックを掴んで性急な刺激を与えてきた。
★HEビリー・リー(疑心主続き)
膝を立てて座るビリーの腰を跨る形で俺は逃げ場のない体勢のまま数えきれない回数のアクメを迎えていた。いつの間にやら奴の膝を枕のようにして、背中に感じる太腿が俺の弛緩した身体を支えている。この拷問が始まった時と何が違うのかと言えば、ビリーが興奮した表情で俺を見つめていることだったし、俺がすっかり彼の雌になっていたことだった。拘束が緩まない腕のせいで、お腹いっぱいを満たすディックとザーメンとエクスタシーは頭の先から脚の爪先までを痙攣させる。
「あ、ああっ、びりぃ、もぉ、ゆるしてぇ」
「許しているとも、とっくにね。お前は賢い子だ。俺が教えた事をスポンジのように吸収していく」
「んは、やら、さ、さわらないれ、あ、あぁ!」
「くんと俺が『ここ』を使って繋がっていく感覚、分かるだろう? 気持ち良いよなぁ」
仰け反って呼吸を浅くする俺の胸に頬擦りを落としながら、指でアナルの縁をなぞる。意思に反してビリーの根本をきゅんと締めると、奴は感嘆の溜め息をつきながら震え、イった。
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