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海賊の恋

第3章 再会元カレ


ポルトパラディーゾを出て、7日が過ぎて大きな港町に着いた。

昨日は宴をやっていた。

理由は。

聞きたくない理由だった。

ピーターがこの船を降りるってこと。

最後にみんなと別れの挨拶をしていた。

私の番になった。

ピーター「元気でな、頑張れよ」

アリス「ピーター最後に、言いたい事があるの」

うん? と首をかしげるピーター。

アリス「私はピーターの事が男の人として好き」

ピーター「あ、ありがとう。 俺はもうこの船を降りるけど新しい恋を見つけて俺なんか忘れろ」

それからトリック、シャシャ、ロレッタ、ジュジュビエーヌ、ラッピーノ、マンマ、カッティーナに挨拶をする。

最後にチップに挨拶をする。

チップは泣いていた。

頭をポンポンとされている。

本当は泣きたいけど我慢。

我慢

もうこの光景見てられない。

船から降りて『街に出掛けてくる!』と言って着いた先は酒場だマスターに酒を頼んだ。

何杯飲んだのかもわからない。

すると横にいつからか居たのか? 男の人がいた。

私に話しかけてきた。

???「よー、アリスちゃん元気って・・・・そうじゃなさそうだね何かあった?」

よく顔を見るために近づくと、ジャック・スパロウだ。

アリス「失恋したの」

ジャック「失恋? そうなんだ。 それは辛かったね」

すると私の手首を掴んで、物置部屋に行くとジャックは私に近づいて来て壁に左手を突き、私に顔を近づけてきて言う。

ジャック「俺と縁戻さない?」

以前バルボッサ海賊団とジャックは手を組んでいた時があってその時にはお遊びで、彼氏彼女の関係だった。

アリス「冗談でしょ?」

ジャック「冗談じゃないって言ったら?」

見つめる。

本気の目だ、でもどうしてまた?

アリス「ジャックはその辺の女の子口説いてるじゃない」

ジャック「口説いてる? そうじゃないんだ仲間に引き入れようとして失敗してるだけだ」

右手で私の顎を掴むと上を向かされる。

ジャック「睨まないでくれよ、で? 俺の女になれば、失恋なんて二度としない」

アリス「本当に?」

ジャック「本当だとも、俺が君に嘘ついたことある?」

無かった。

冗談は言ってからかってたけども。

頷くと唇が近づいてきて、私は目を瞑った。

ニュルと分厚い肉の舌が私の口内に入ってきた。
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