第1章 最初の印象って大切だよね

優香side
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めっちゃ早いな、

コトッ

わぁー...何これ？土方さんが言ってた「いつもの」ってコレなの！

貴方「あのー、土方さんコレ何ですか？そもそも土方さんが言っていた「いつもの」であってるんですか？」

土方『コレは、「土方スペシャル」だ』

...「土方スペシャル」って何！謎しか深まらないんだけど

店主『旦那、やっぱり嬢ちゃんには、別の定食作ってあげた方が良かったんじゃねーか？』

土方『ん、 大丈夫だろ』

土方さん普通に食べてるけど私からしたら全然大丈夫じゃないから、でも一応奢ってくれる雰囲気だから食べないとな。

貴方「いっ、いただきます...。」

箸に一口分乗っける

不味そう、コレを食べると思うと気が引ける

一口目を口に運ぶ

口の中にマヨネーズと白米の食感と共に味が広がる...意外にも美味しかった。

貴方「...美味しい。」

ポツリと呟いた

パリン‼︎
おばちゃんの拭いていた皿が割れた..
店主が、口をあんぐりさせた
土方さんが、瞳孔の開いた目を大きく開けて私を見る

店主『マジか、嬢ちゃん！』

店のおばちゃん『エッ』

土方『優香お前が、初めてだぜこれ食って美味いって言ったの...』

皆愕然としていたが、すぐにおばちゃんは、割れた皿の片ずけを始めた...