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【R18】噛まれて、啼いて

第2章 想定外


着替えようと下を向いた時に零れた水滴。
私の目から溢れ出たものだ。
何これ、なんで。
一夜の付き合いって望んだのは私でしょう。
どうして泣いているの。


「あーあ、お姉さんも本気になっちゃった?俺のこと」
「も……?」
「そ。
俺と寝る子割りと本気になりがちなんだよね〜。
お姉さんなら経験豊富そうだし大丈夫だと思ったんだけど」


その言葉が意味することは分かる。


「ごめんね。
でも付き合ってとか、そんなこと言わないから大丈夫。安心して」
「とーぜん。
支度出来た?じゃあお会計ね」


お会計を済ませて、気づけばホテルの出口。


「ばいばい、渚さん。
好きだよ」
「っ、ばいばい」


肩を抱き寄せ、首筋に歯を立てると、手を振りながら去って行った。
本気にさせたくないなら好きなんて言葉吐かないでよ。

















「おーい、春川ー、今日はどんなオンナと寝たんだ?」
「可愛いお姉さん。
イジメ甲斐があって楽しかったよ」
「お前に食い散らかされる女の子可哀想。
少しぐらいは俺に紹介しろよな!」
「自分の顔で見つけるんだな」













首筋の噛み痕を撫でて、歩き出す。
あの子の名前も、連絡先も知らないけど。
同じことをしてたら、いつかまた会えそうな気がする。
その時は今度は、私が弄んであげるね。
惚れさせてあげる。
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