第11章 海、水着、おっぱい!
水になってしまったかき氷と、昼食を食べて、のんびりタイム。
「ふぅー、食ったぁ」
「ふふ、光太郎センパイ沢山食べましたね〜」
「おう!あとでナナのことも喰うぞ」
「もう……!」
「赤葦もヤるだろ?」
「そういう会話は控えてください。
ここをどこだと思ってるんですか」
はぁ、と溜め息を吐く。
しかし見えないようにこっそりと繋がれた手に一瞬力が篭ったので、その気がない訳ではないようだ。
「っし、今日はもう解散にしよーぜ!
ナナとヤりてぇし。
あ、それか4人でヤる?」
「しませんよ、何言ってるんですか」
「言うと思った!
じゃあ着替えて帰るか」
シャワーで砂を流して元の服に着替えて解散した。
「俺の家と夏美さんの家、どっち行きます?
それともホテル行きますか?」
「え!」
「今日は制服着てませんし、バレないですよ」
「そうかもだけど……」
「行ったことないですか?」
「あ、ある訳ないでしょ!
京治は私のことなんだと思ってるの」
「ちょっと冗談言いました。
じゃあホテル行きましょう」
手を絡ませ、足早に歩く。
京治も緊張しているのか、手がほんのりと汗ばんでいる。