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【ハイキュー!!】甘い悪魔に唆された

第11章 海、水着、おっぱい!


「なー、かき氷食いたくね?」
「良いですね!食べたいですぅ!」
「お前らはー?」
「食べる!」
「食べます」


「じゃあ俺と赤葦で買って来るからそこで待ってろ!」
「はぁい」
「え、木兎さ、女性2人は……」


心配そうな顔をする赤葦を引っ張り、かき氷屋に並ぶ光太郎。
ナナちゃんと付き合っても強引さは健在のようで。


「ナナちゃん、あっちの日陰行こっか」
「はい!」


日陰で2人を待つけど、中々来る気配がない。


「2人共遅いね、そんなに並んでるのかな?」
「何かあったんでしょうか……」
「ちょっと見て来るね」
「わたしも行きます!」


1人にしないで、と目が訴えている。
そりゃこんなに可愛い女の子を1人にしておく訳にはいかないよね。
ナナちゃんと2人で足早に目当ての場所まで向かう。


かき氷屋から少し離れたところで、ナナちゃんが不意に脚を止めた。


「ナナちゃん?どうしたの?」
「センパイ、あれ……」


ナナちゃんが指す方向には、水着の女性に囲まれた2人の姿があった。
両手に持ったかき氷はすでに溶けていて、長い時間絡まれているのが見て取れる。


「光太郎センパイはああいう女性が好みなんでしょうか……?」
「自分の好きになった人を、信じられないの?
ってまぁ、その私も気持ち分かるなぁ。
2人連れ戻して来るからちょっとだけ待っててくれる?」
「はぁい」


その場にナナちゃんを残し、2人の元へ寄る。
近づいて行くと、京治が私に気づいたようで、あからさまにホッとした顔を見せた。

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