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眠りの中へ

第4章 人間関係


昔は人間関係は良好だった。

私は回りの人を笑わせるのがとても好きだったから、よく現実味が全くない冗談を言って笑わせてた。

現実味がないというのも、正直、私は現実味がある冗談だとほとんどのことを信じてしまうので、自分がそんな冗談を言ってみんなを同じような目に会わせないように自分でも信じないような冗談を言うようにしていたからだ。

そんなことをしていたからたくさんの人から好かれた。

でもいじめられてからまったく反転してしまった。

やっぱり目立っていたからいじられたことは何度でもあったし、私はそれを笑わせるチャンスだと思いこれまでいじりに対して相手が満足いく返しが出来た。
だけど周りが成長して私の言う冗談で笑う人は格段に減った。

その辺りからいじりがいじめになってエスカレートしていった。

そこからは周りとコミュニケーションをとるための術を失ったわけだから全く喋れず、関係も良い方向に変えられず悪くなっていった。

そして周り人ほとんどが自分をいじめる側になりまず、話しもできなくて人と話すという経験がほとんどないという状態が長く続き、とうとう人と話すにはどうすればいいかわからなくなり、話すことが苦手になった。

そのためコミュニケーションをとって良い人間関係を作れなくなってしまった。

だから周りには友達もいなくなった。
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