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夢の続き【アイナナ】

第14章 大和夢(新人女優)


大和さんは、何度か、私の家に泊まったことがある。
大体、急にくる…というか、お互いスケジュールが読めない仕事だからしょうがないんだけど…

お酒飲んで、キスしたり、はぐしたり、ラブラブなのに…夜は添い寝だけして、朝早く仕事に出てしまう。
そう、私達は、一線をまだ越えてない。

急いで帰り、部屋を掃除した。簡単なおつまみを作ってたら、マンションのインターフォンが鳴る。

「大和さんナイスタイミング、おつまみ少し作ったよ」
「お、何それ、うまそう。」
「タコとエリンギのバター炒めと、アボカドチーズ焼き!」
「あー、先シャワー借りていい?なんか汗かいてさ」
「うん」
大和さんがシャワーしてる間に、晩酌の準備をした。

シャワーから上がった大和さんと、乾杯してお酒を飲む。

「はーービールやっぱ、サイコーだな」
ぷはーとビールを一気に飲む。
「うん、収録お疲れ様」
「あー、そういや、おまえさん、ちょいちょい俺のことみてたな…」
「え!?気をつけてたんだけど」
「や…うん、まあメンバーは、全然気づいてなかった」
「よかった…」
ふう、と息を吐き、
「まあ、俺は別にスキャンダル何とも思わないんだけどさ…おまえさんは、今大事な時期だろ。」
「…そ、だよね」
少し、しゅんとなる。
すると、ポンポンと大和さんが頭を撫でた。
「ま、なんとかなるっしょ」
ニカッと笑顔でそう言い、キスをくれる。
いつもの、ちょっと大人のディープキス。
(あー…とろけそう)
思わず大和さんにしがみつくと、あっさり唇は離れる。
「さーて、そろそろ寝ますか!」んーと伸びをする。
手を引かれ、いつものようにベッドで抱きついて添い寝。
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