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夢の続き【アイナナ】

第9章 九条天夢(新人アイドル)2 ※微裏


するすると、天が私の洋服を脱がし、ベッドに誘導する。
自分の服も脱ぎすて、キスして、組敷かれる。
「……慣れてる?天」
「そんなこと、あるわけないでしょ。経験なんて、15のとき、一度だけだし…」
「15!?」
「うん…アメリカで、年上の先生に…ってこの話はいいから」
そういうと、噛みつくようなキスをした。
「んんんっ」
「ふふ、好きだよ。もう全部ボクのものにしたい」
「もうなってるよ…」
「ほんとに?」
そういい、下着も剥がされ、天も裸になった。
「キレイ…」
裸になった天は、そう言ったけれど、初めてみる男性の全裸ー…しかもあの九条天の。
男とは思えないほどの、美しさだった。
天が私の全身にキスを降らせる。
熱と優しさがこめられていて、ひとつひとつに胸が高鳴る。

視線をあわせて、もう一度深いキスを、お互いむさぼりあった。天の首に両手を回して、抱きついた。
天の手が滑り、胸を弄んでいたと思ったら、いつの間にか、誰にも触れさせたことのない場所に到着して、まさぐられる。
はじめての快楽に思わず、ふっと声が漏れ、またキスをねだる。天の指はお構い無しに、敏感な場所を刺激し、蜜があふれ卑猥な音をたてた。
(は、恥ずかしい…!)
天の指はいつの間にか侵入し、そこを柔らかく、ほどいていく。
「優しくするから」
耳元でそう聞こえたかと思うと、ゴムをつけ、熱い塊が、ズズと少しづつ侵入してくる。
「いたっい」
天が頭を優しく抑え、もうちょと頑張って、といいながら推し進めていく。
全部入ったらもう、涙が自然に流れた。
天の優しいキス。
耳元で愛してる、と聞こえ、その後必死で天の愛に答えたのだった。

朝、波の音で目を覚ました。
身体に絡まった天の腕を引き寄せて、顔を覗きこむ。
朝日に照らされて、キレイな、長いまつ毛が伏せられていた。
頬杖ついて、キレイでお人形みたいだな…としばらく眺めてた。
髪を撫でて、頬っぺたをツンツンしてたら、
「ヤメテ」といって腕を引っ張られ、天の胸にスッポリおさまる。
「おはよ…起きてたんだ?」
「ん…おはよ…」
気だるそうに、モソモソ起き上がる。
パジャマは、少し大きいサイズをダボッときて、ズボンははかず、ふわっとあくびしてる。
無防備の天。新鮮で可愛い。

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