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夢の続き【アイナナ】

第22章 ボーイズトーク3 ナギ、つなし ※裏


ナギが深刻そうに、悩み相談したいと告げた。
元々飲み会予定だった大和、三月、八乙女、十の飲み会に、飛び入り参加することになったのだった。

「で、ナギの悩みってなんなんだ?」
「はい…とてーも、センシティブな恋の悩みです」
「あー、そう言えば、それって、ブライデーに載った彼女?」
「イエス」
「確か、雑誌にもよく載ってる有名なコスプレイヤーの美女だよな?」
「へー、お似合いじゃねぇか」
「そうです…彼女のここなのコスプレは、神々しく、悶絶ものでした。私、彼女のファンでした。そして、また彼女も私のファンだったのです。」
「へえ、何も問題なさそうなに、問題があるの?、ナギくん」
「ええ、実は…」

ーー
#1ナギ

神絵師の紹介で、有名コスプレイヤーのユメナとデートした。
コスプレをしている時の彼女も、素晴らしいけれど、素の彼女も素晴らしい女性だった。
私より二つ年上の聡明な、彼女。

恋に落ちるのに、時間はかからなかった。
私はありったけの思いを伝え、また彼女も答えてくれた。

何度かデートを重ねたある日、ここなのコラボカフェに行き、彼女の家でここな映画の上映会。

「うう、このシーン…いつ観ても泣いちゃう…」
名シーンで涙する彼女を抱き寄せ、優しく涙を拭う。
「わかります、ここは、神シーンですね…」
「うん…」
目がバチとあい、自然にキスをする。
二人の初めてのキス。
うっとりして、気持ちいい。

恥ずかしそうにしている彼女。
耳元で、
「…このまま先に進めても…?」
と、鋭い視線を絡ませながら、キスを続けた。
「……は、はい」
恥じらう彼女は、大和撫子そのものだった。
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