第21章 ボーイズトーク2 壮五、陸 ※裏
「「うわー……」」
「すみません…引きましたよね」
「いや、何かソウも男の子なんだなって、お兄さん安心したわ」
「俺は…逢坂の気持ち全く理解できないな…好きじゃねえのか?結局彼女のこと」
「はは、うーんやっぱり、終った恋は、終った恋なんですよね」
「壮五、俺は気持ちわかるぞ」
やいやい話してると、
ガチャリと、玄関があき、陸が帰ってきた。
「お、陸お帰りー」
「ただいまっ…て皆で宅飲み?いーなー俺も混ざりたい!」
「いいぜ、七瀬。お前の恋話もきかせろよ」
「えっ!?今日そんな感じの飲みなの?しょーがないなあ…」
コーラの缶をコトン、と置きゴホン、と陸が話はじめた。
ーー