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【HUNTER×HUNTER】ヒソカ・クロロ夢 短編集

第3章 ★ヒソカ いつまでもキミを


「ねぇ、ヒソカ、私のことは好き?」
いつもの質問
「勿論、大嫌いだよ❤︎」
いつもの答え

「くすくす、じゃぁ何で私を守ってくれるの?」
「それはキミの厄介な能力のせいじゃないか♠︎
能力者が死んだら対象者が死ぬ能力なんて、趣味が悪いよ♣︎」
本当に趣味が悪い能力だ
こんな能力で簡単に発動して長期間続いているのだから、代償は相当なものだろうが…

「くす、趣味が悪いなんてレディに対して失礼よ
あぁ、いつになったら好きになってもらえるのかしら?」
ニコニコと上品な笑顔でこちらを見る。
「何度も言ったけど、ボクは強い人間にしか興味がないんだ♣︎
残念だけどキミの願いは叶わないよ♠︎」
「あら、私だってやる時はやるわよ?
私が自殺したら、貴方も死んでしまうのよ?」

確かに彼女は普通から比べたら別の意味で強いかもしれない
だが、ボクの興味を惹く対象ではなかった
強いて言えば、彼女の戦い方はとても美しかった。

「ヒソカって戦うのが本当に好きなのね。
この人数を一気に片付けちゃうなんて凄いわ」
「今日も合格点はいなかったけどね♣︎」
にしてもいつになったらこの能力は解けるのだろう
そろそろ2人でいるのが普通な感覚になってきたよ♦︎

続きます→
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