第2章 本能
「あっあ…っ!!ら、らんま…るっ。んんっ」
ギシギシとベッドの軋む音が自分の声と同じぐらい大きく軋む
蘭丸に攻め立てられて、無意識に肌を離そうとするも、蘭丸は逃さないとばかりに抱いてた腰を離し、私の上に覆い被さり完全に抱きつかれる形でホールド状態でさらにきつく攻め立ててくる。
「…はぁっはぁ。やっべ…イきそう」
その言葉の通り、蘭丸の顔を薄目を開けてみるとすごく気持ちよさそうに汗だくになりながら一心不乱に肌をぶつけてくる蘭丸が見えた。
「うぅっ。…らんま…る…っんん、んっ!あっ。…あぁっ」
「っく、はぁ……いくぞ?」
さらに加速する蘭丸の動きで、私の意識が飛びそうになった瞬間と同時にお腹の上に熱いものと、蘭丸の【愛してる】の声が頭の中に響き渡った。