• テキストサイズ

大嫌いだ[ONE PIECE]

第2章 シャボンディ


「って!!!なんで居るのっ‼?来ないって言ったじゃん…‼」
「別におれの勝手だろ。まぁ、お前が行かないって言えばおれも来なかったがな。」
「チッ…」

オークション会場にはハートの海賊団が既にいた。
その事実に憤慨すると何食わぬ顔で答えるローを見て各クルーは頭を下げあっていた。

「ほら座れよ。」
「誰がお前の隣に座るかっっ!!!」
「でも…他に空いてないよ。」

ライの言葉通り、時間ギリギリに来た達はローの周り以外空いている席などなかった。

「じゃあ立って見るよ‼」
「おいおいじゃねェか?」
「っキッド!!!なんであんたまで…っ‼」

声のした方に目を向けるとド派手な赤い頭…ユースタス・"キャプテン"キッドの姿。

「まぁまぁ、早く座れよ。始まるぜ。」
「う…」

初めて会った時からキッドは苦手だ。目が痛くなる。

仕方なくローの隣に腰を下ろす。
狭いからあまり距離が取れない。

「素直になればいいんだ。」
「うっさいトラファルガー。」
/ 47ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp