第2章 シャボンディ
目を開けると心配そうなライとジャンの顔。
少し右に顔を動かすと安心したような顔をしたトラファルガー。
「‼ごめんね。僕らがちゃんと見てなかったから…」
「本当すまねェ。」
「ライ…ジャン。あたしは大丈夫‼生きてるんだし。」
ニコッと微笑むと同じように笑い返してくれる2人。
「トラファルガー、あんたでしょ?ありがとう。」
「別に。ただの気まぐれだ。」
「素直じゃないなぁ…で、ここどこ!?他のクルーは!?あたしの船は!?今何日!?」
少し、いやかなり気になっていた事だ。
「ここはおれの船。他のクルーは後ろからお前の船でついて来ている。お前が気絶した3日後だ。」
「なるほどー。」
「「本当かよ!?」」
ライとジャンのツッコミが仲良く決まった。